海外旅行・出張する時に気になるその国の電源事情、その国に合わせて都度変換プラグ
を容易するのはあまりに効率が悪い。最近ではコンパクトで且つ、複数の規格に対応
している変換プラグがあってめちゃくちゃ便利!!今回はオススメの変換プラグを紹介
します。
海外では何故、変換プラグが必要なのか!?
そもそも、何故、海外では変換プラグが必要なのか?簡潔に言うと大きく以下の2点になります。
・国ごとにコンセントの形状が異なるため
日本(Aタイプ)と異なり、例えば、ヨーロッパはC・SEタイプ、イギリスはBFタイプなど形状が
国によりバラバラです。
・電圧が国によって違うため
日本は100Vだが、海外は220〜240Vが主流。電圧非対応機器をそのまま使うと故障
や発火の危険が伴います。
以上の内容から適切な変換プラグを選ばないと製品の電源が繋がらなかったり、
故障、発火の危険があります。
海外のコンセントプラグの種類について
世界の電源プラグの規格は実に14種類あります。
因みに日本はAタイプになります。

BタイプはCタイプに形状が似ておりますが、Cタイプの方がより差し込み口やピンが
少し小さいのが特徴です。
DタイプとMタイプも形状は似ておりますが、Mタイプの方がDタイプよりピンが
大きくなっております。
各種コンセクトプラグの主な使用国について
各種コンセントプラグの主な使用国は以下の通りです。
| 電源プラグのタイプ | 主な使用国 |
| Aタイプ | 北米、中米、日本、台湾 |
| Bタイプ | 北米、中米、日本、台湾 |
| Cタイプ | ヨーロッパ、南米、韓国、中東 |
| Dタイプ | インド、スリランカ、ネパール |
| Eタイプ(SEタイプ) | フランス、ベルギー、ポーランド、チェコ |
| Fタイプ | ドイツ、オーストリア、オランダ、スペイン |
| Gタイプ(BFタイプ) | イギリス、アイルランド、香港、シンガポール |
| Hタイプ | イスラエル |
| Iタイプ(Oタイプ) | オーストラリア、中国、ニュージーランド |
| Jタイプ | スイス、リヒテンシュタイン |
| Kタイプ | デンマーク、グリーンランド |
| Lタイプ | イタリア、チリ、ウルグアイ |
| Mタイプ | 南アフリカ、スワジランド、レソト |
| Nタイプ | ブラジル、南アフリカ |
欧州、アフリカ、北米、南米、中東、アジアという形で地域別で括れればいいのですが、
見て頂くと分かる通り、一概に纏められないのが分かるかと思います。
ヘアドライヤーなどの高出力製品は注意
ヘアドライヤーなどは出力(ワット)が1200W~1500Wとなっており、変換プラグの購入の際
には注意が必要です。製品の詳細情報を良く確認しましょう。
変換プラグの種類について
持ち運び易さ、出来る限り色々な変換プラグに対応をして且つ、特にモバイル製品(ノートPC、
スマートフォンやi-pad等)、ゲーム機器(任天堂switchやPSPなど)など複数接続できるように
USBポート(Type-A/C)が付いているものなどを考えると、マルチタイプ一択になると思います。
マルチタイプのメリット
・多国対応
一つのプラグで複数の国や地域に対応しているため、旅行先が変わっても新しいプラグを購入
する必要がないし、単品プラグの購入だと今後、その国に訪れる可能性が無かったりで使い切り
になる可能性もあります。
・省スペース
一度に複数の国に訪れる時に一つのマルチタイププラグだけで済むため、荷物がかさばり
ません。コンパクトに設計されているので、収納スペースを節約できます。
・コストパフォーマンス
様々な地域への旅行や出張が多い人にとって、国ごとにプラグを購入するよりも経済的です。
おすすめマルチ変換プラグ
HITRENDS社の対応しているプラグが世界200ヶ国以上でUSBポートもType-A×3、Type-C×2
と付いています。更に最大出力が2000Wなので、ヘアドライヤーなどの高出力製品にも対応してます。
値段は少々高いですが、機能とサイズも8.5 x 6.6 x 6.2 cmとコンパクトであるのも魅力です。
LifeMart社の製品でプラグ種類も豊富でコスト・サイズ含めてオススメです。
世界200ヶ国以上で使えるのとサイズは6 x 4 x 3 cmと手頃なサイズで且つ、USBポートはTypeA
が2つあります。価格も一番お手頃です。但し、USBポートのTypeCやヘアドライヤーなどの高出力
製品などは使用出来ません。
少し値段が高くなりますが、TESSAN社の製品でUSBポートが2ポート、USB Type-Cが2ポート
が追加されたタイプもあります。最近のPCはUSB Type-C充電出来るタイプが増えているので、
このタイプを購入すれば余計なPC用のアダプターを持ち歩く必要性はなくなります。
なお、ヘアドライヤーなどの高出力製品には使用出来ません。
如何でしょうか?海外は予想以上に様々な種類のプラグがある事が分かったと思います。
まだ、旅先が決まっていない状態でもとりあえず購入しておいても損はないアイテム
かと思います。



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