韓国と北朝鮮との国境沿いにあるDMZ(非武装地帯)。
朝鮮戦争の休戦調停により南北双方の勢力は軍事境界線から2キロメートル後退して
計4キロのメートルの非武装地帯「DMZ」を設けた。
韓国側からではツアーも組まれていて北朝鮮側を見る事が出来ます。
行き方
単独でもいいのですが、中々、ハードル高いので、私はツアーに申込みをしました。
KKdayのツアーが日本語ガイドの為、お勧めです。
下記より検索ワードに商品番号「22739」を入れれば検索する事が出来ます。
料金は8,175円からとなっております。
・集合場所
集合場所はソウル市内で明洞駅、コレアナホテル周辺など幾つかありますが、
私は弘大駅での待ち合わせを選択しました (一番待ち合わせ時間が遅いのと
ホテルを弘大周辺で取っていた為です)。弘大駅の2番出口付近が待ち合わせ場所
になります(下記、弘大駅2番出口周辺の様子)。
ツアー内容
・南北境界線(北緯38度線)付近の非武装地帯(DMZ)
場所の特殊性から見学者は事前申請の上、パスポートを持参しなければ見学することが
出来ません。緊張の南北を最も間近に見ることが出来るスポットです。
・臨津閣(イムジンガク)
特別な手続きなしに一般人が韓国側から北朝鮮に最も近づける展望台です。軍事境界線
からわずか7kmしか離れていない臨津閣(イムジンガク)は、地下1階から地上3階
の4層からなる建物で、中では北朝鮮記念館や統一公園、各種記念碑などを見学する
ことができます。
・第3のトンネル
韓国の首都ソウルからわずか約52kmの距離に位置する第3トンネルは、
第1トンネル・第2トンネル同様に、北朝鮮側が韓国に攻め入るたに掘られた
トンネルです。
・都羅(トラ)展望台
非武装地帯(DMZ)の最北端に位置する展望台。都羅(とら)展望台内部には、
南北統一の願いを象徴した「分断の終わり、統一の始まり」のスローガンが
掲げられています。
更に事前のツアー内容には盛り込まれてなかったが、DMZ内に存在する村
「統一情報化村(通称:統一村)」にも行く事が出来ました。
最も国境に近い村として知られていて(第三のトンネルからは僅か
3~5キロの距離!!)、村は一日中警護されているおります。
また、その危険が伴う環境下ゆえ、村人は納税と兵役の義務が免除されているようです。
村内には学校や農業施設も備わっており、ツアー客が立ち寄る休憩所では村内で収穫、
加工されたものが販売されています。
また、民間人統制区域内に指定されている関係上、当局の許可がない者は入る事
が許されていません。
更にツアー客も滞在時間が限られており、長時間の滞在が許されておりません。
最後に
場所によっては未だに停戦状態であるのが、伝わってくる何ともいえない緊張感
に包まれた場所でもあり、ここまで国境付近で観光地化されている世界でも有数
の珍しい国境地域です。機会あれば是非、訪れて欲しい場所です。
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